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藤井寺市 F様邸

大切な家を守る骨組みを作る作業-『上棟』

■ まずは玄関周辺から

まずは玄関周辺から

コンクリートの基礎の上に敷かれている木が建物を支える一番下の木材となる「土台」です。 基礎とその「土台」の間には黒いゴム状の「基礎パッキン」が敷かれています。

■ 換気のための基礎パッキンもしっかりと

換気のための基礎パッキンもしっかりと

隙間に見えている黒いものが「基礎パッキン」。床下の換気方法のひとつで、コンクリートから出てくる湿気や水分を木材から分離させるので、家を支える土台が腐らずに丈夫で長持ちします。

■ 重さによる負担を支える合板と梁

重さによる負担を支える合板と梁

天井にずらりと張ってあるのは合板です。二階の床の下地となり水平力を負担する役割にもなります。 柱と柱を横に繋ぐ梁は、床の重さと、家の中で生活する人や家具の重さを支えます。


■ 窓枠部分も完成しています

窓枠部分も完成しています

窓枠やガラスは上棟後に設置します。 陽射しがたっぷり入りそうな大きめの窓です。

■ 一階の様子です

一階の様子です

一階を見渡すと柱の数の多さがよく解ります。 その中でも斜めになっている柱が「筋交い」と呼ばれ、地震や風の揺れを軽減し、家を守る役割を担います。

■ 次は二階に上がってみます

次は二階に上がってみます

二階の天井部分も完成しています。 ここにも合板と梁がしっかりと組まれています。


■ 陽当たりの良いお部屋

陽当たりの良いお部屋

奥に見えるのがバルコニー部分。 陽が部屋の奥まで射し込んで、とても良い立地です。

■ バルコニーからの眺めです

バルコニーからの眺めです

バルコニーからは心安らぐ緑が望めます。 前に建物がないのでテーブルを置いたりプランターを置いたりと色々楽しめますね。

■ 家全体がこちら

家全体がこちら

屋根まで枠組が完成したら上棟となります。 上棟後は家全体を養生シートで包み、風雨から家を守ります。


ミドコロ

今回ご紹介するのは藤井寺市にて建築中のF様邸。

この日はお天気にも恵まれ、順調に作業を進める事が出来ました。

 

土台や柱、梁などを組み上げて、家の骨組みを作る『上棟』までを写真でご案内いたします。

木造住宅には実に多くの柱が使われており、延床が約30坪の2階建ての建物ではだいたい75本程度が

必要になります。

そんな大量の柱を約一日で組み上げるのですが、大工さんはどうやって柱の場所を認識しているのでしょうか。

実は柱には、「数字」と「いろはにほへと~」を混ぜた記号が書かれていて、それを見て大工さんは順番通り

組み立てていくのです。

 

手際よく進める経験と精度が重要になる作業。

この作業を経て、次はいよいよ外壁や内装の作業に移ります。


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